【2013年おススメ】話題のEC系のCMSを実際に使ってみた4選!!

いろいろなEC系CMSを今後のサイト提案のために、チョット使ってみましたので自分の備忘録を残しておきます。
最近は少なくなったのですが、一時期EC系サイトの制作案件や問い合せを多く頂いた時がありました。その時は、EC-Cube(2.4系)を使用しての提案を良くしてました。
EC-Cube(2.4系)でECサイトを構築する際は、MySQLは使用せずPostgreSQLを使用してサイト構築してます。これはMySQLでは、商品点数や商品規格などが多くなればなるほどEC-Cubeの動作が遅くなり、クライアントからの「表示速度が速くならないか!」との問い合せが増えるのを事前に防ぐためです。
一時期は、EC-Cubeをあきらめ他のCMSやCGIでの対応なども考えていましたが、最新のEC-Cube(2.12系)は、早くなったと聞きました。
そこで今回、最新のEC系CMSを数種類そろえて、設置やテンプレート制作方法などを試してみました。
最近個人的に力を入れているWordPressの「Welcartプラグイン」とSOY Shopについても設置などもやってみました。
この記事の目次
最新のEC-Cube(2.12系)を使ってみて
今回初めて知ったのですがEC-Cube(2.12系)のプラグインが、多数登録されている事に驚いてしまいました。
以前は、EC-Cubeをカスタムしていたことがプラグインのインストールだけで実現できるんですね。
でもかわってない所もあります。
ECサイトを制作する際に、クライアントと重点的に打合せするのが「送料」関連の決めごとです。
EC-Cube(2.4系)では、クライアントが要望してくる送料体系を実現しようと思うと【必ず本体のカスタマイズ】が必要です。EC-Cube(2.12系)でもこの点は、変わっていないようで、送料設定がEC-Cube(2.4系)と同じでした。
プラグインでも送料を拡張する物があるかどうか簡単にですが確認したのですが、今回見つける事できませんでした。ここは残念なところでした。
私が見つける事が出来ないだけかもしれませんので、皆様、何か有るようでしたら教えて下さい。
以前、EC-Cube(2.4系)でやった事のある「都道府県別重量別送料設定」は、2.4系の時のカスタマイズそのままでは動作しませんが、少し変更することで、今回のEC-Cube(2.12系)でもうまく動作するみたいです。
EC-Cube(2.12系)をMySQLで動かしてみる
今回は、公式サイトでもアナウンスされていますが「MySQLでの動作が速くなっている」そうなのでEC-Cube(2.12系)をMySQLで構築してみました。
早速、EC-Cube(2.12系)をインストールしてデザインの確認の前に商品登録やカテゴリー・規格の設定をし、デモデータを使い100商品ほど登録し各商品に3カテゴリー・3規格ほど登録してみました。
以前のEC-Cube(2.4系)だと、商品詳細ページの表示にかなり時間のかかる登録方法になっています。
結果は、「なかなかいい感じ」です。ストレスなく商品詳細ページが表示されました。これは、EC-Cube(2.4系)の事を知っているだけに驚きですね。
もう少しいろいろと試してみないと不安なところもあります。しかし、ここまでストレスなく表示できるなら、今後EC-Cubeでの提案を積極的にしても良いかもしれません。
テンプレートの制作に関しては、最新のEC-Cube(2.12系)はCSSでのデザイン調整がしやすくなんなくテンプレートを制作する事が出来ました。
WordPressの「Welcartプラグイン」を使ってみて
最近、個人的に力を入れているハマっているWordPress!
WordPressにもECサイト構築用のプラグインが多数あります。その中でも今回は「Welcartプラグイン」を使ってみます。
「Welcartプラグイン」を使ってみようと思ったのは、こちらのサイト記事「【WordPressにショッピングカートシステムを導入する方法】「Welcart」プラグインを使用してECサイトを構築する」が、非常にわかりやすく「Welcartプラグイン」のことを説明しているのでWordPressの初学者である私にも最適と考えました。
使用するテーマは、「Welcartのデフォルトテンプレート」を使かい表示のカスタムしていきます。
「Welcartプラグイン」の設置・設定や商品登録など、わからなくても情報も多くたいへん助かりました。
個人的には、「Welcartプラグイン」をもう少しいろいろと触ってみて、クライアントに自信を持って提案出来るようにしていきたいですね。
SOY SHOPを使ってみて
少し前から「SOY CMS」は、試しに使っていました。
今回は「SOY CMS」のECサイト用機能拡張「SOY SHOP」を使ってみます。
「SOY SHOP」を使うためには事前に「SOY CMS」のインストールが必要です。
そこで「SOY CMS」のインストール&設定ができたらECサイト用機能拡張「SOY SHOP」をインストールしていきます。
「SOY SHOP」の公式設定マニュアルサイトを見ていると多店舗構築もができるようです。各SOY SHOPにおのおのID&パスワードを設定し、総合入口サイトを「SOY CMS」で構築し小さなショッピングモールを構築することができます。
多店舗構築機能は、他のCMSにはない面白い機能で機会があれば構築してみたいです!!
テンプレートの作成は、HTMLで作ったデータに「SOY SHOP」の独自タグを記述していく方法ですが、その独自タグの情報を公式マニュアルから見つけるのにてこっずりましたがテンプレートを作成することができました!
SOY CMSとSOY SHOPの公式マニュアルサイトは、情報が各所にバラバラとあって見つけずらいです。
またSOY系の最新カスタム情報などは、管理者さんのブログに記述されて要る事が多いようです。個人的には好きになりそうなCMSなので、公式マニュアルサイトの充実をお願いしたいです。
Presta Shopを使ってみて
以前のオープンソースアワードの「Eコマースアプリ部門」で受賞していましたので「Presta Shop」も少し触ってみました。デモサイトは非常に美しくできていましたので、期待してインストール!
管理画面へ入ってみると、多言語サイトに向いているEC-CMSのため設定項目が非常に多いのにびっくり!!
また、テンプレートを作成してみようと、公式サイトのリファレンスを確認してみましたがよく理解できませんでした。日本での制作事例や日本で情報発信をしている方はいないかとネット検索もしてみましたがいないようです。
「Presta Shop」は、カスタム方法やテンプレート作成方法などの情報が少ないため断念します。
各種EC系CMSを使ってみて
今回は、各種EC系CMSの中から4つのCMSを試してみましたが、EC-Cube(2.12系)、WordPress「Welcartプラグイン」、SOY SHOPは、けっこう使いやすいと思いました。
クライアントへの提案の際は、各CMSでの長所を活かして使い分けて提案できそうです。
今回参考にさせて頂いてサイト一覧
- ITOBEN STYLE Blog※EC-Cube2.12系のカスタマイズ方法が丁寧に説明されているサイトです。非常に参考になります。
- 【WordPressにショッピングカートシステムを導入する方法】「Welcart」プラグインを使用してECサイトを構築する
- SOY SHOP
- Presta Shop
[…] EC-Cubeについて – Webサイト制作ならkoolweb37.com一時期は、EC-Cubeをあきらめ他のCMSやCGIでの対応なども考えていました。 最近 のEC-Cube(2.12系)は、早くなったと聞きましたので、今回いろいろと(設置や テンプレート制作)などを試してみました。 ついでに最近個人的にハマってきている WordPress …koolweb37.com/wp/2013/04/25/eccube/ […]